ゲスト:アーティスト・藤原泰佑さん②

先週に引き続き、今週も群馬県出身の気鋭のアーティスト・藤原泰佑さんをゲストにお迎えしています。

 

 

アーティストのきっかけは、高校入試!?

 

 

柴山:そもそも藤原さんは、なぜアーティストになろうと思われたのですか?

 

 

藤原:高校時代に、美術部に入っていたのですが、その当時の美術の先生から、

美術大学に進学することを薦められました。その話を受けて美術大学を考えたのですが、自分が東京の大学よりは、東北の大学に進学したいという思いがあったので、東北芸術工科大学に進学しました。大学に入ってからは4年間ずっと制作を続けて、そのまま2年間大学院にいきました。結局、気が付いたらずっと6年間制作を続けていたんです。そして卒業してからもそのまま制作を続けて、今に至っているというわけなので、特段、アーティストになるというつもりではなかったんです。

 

 

柴山:藤原さんは前橋東高校がご出身でいらっしゃいますよね?

その美術部に入ったきっかけというのは、何かしらのルーツというものがあるんでしょうか?

 

 

藤原:やはり子供のことから絵が好きではありました。

また、そこそこ絵が描けていたこともあって、当時、前橋東高校は前期入試に美術推薦というものをしていたので、推薦があるのならば、受けてみようかな、と思って受けて、それで入学したのでそのまま高校の美術部に入った経緯があります。

 

 

柴山:そうなんですが。

美術で推薦されて高校が入学できる、という枠組みがあったんですね。

 

 

藤原:そうですね。

なので高校に入ってから、デッサンとか、油彩みたいなものを学んでいったというかたちです。

 

 

柴山:でも、たまたまご実家に絵があったとか、そういうことが関係したり

していないのでしょうか?美術館によく行っていたとか、そういうことではないんでしょうか?

 

 

藤原:中学高校のころは、美術館とかも行っていなかったんです。

ですが、個人的に古いものがすごく好きということがあって、郷土資料館とか博物館とか、そういうところにはよく行っていましたね。

 

 

柴山:そうですか。

群馬が誇る歴史文化、そういったものが若者にも伝播しているということなんでしょうかね。知らず知らずのうちに。 また、そもそも高校が、進学高ですよね?そうした高校に美術枠があるということは、素晴らしいことですね。そうしたことがあって、それがそのまま、今の藤原さんがアーティストになるという基盤を作っているわけですよね。

 

 

藤原:そうですね。

美術枠推薦で高校に入学したことが、今につながっているのではないかな、と自分では思っています。

 

 

柴山:ありがとうございました。

また、藤原さんがどのような作風の作品を作られているのか、ということにつきましては、次回以降にお聞きしていきたいと思います。藤原さん本日は大変ありがとうございます。

 

 

 

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次週もPower of Artでは、群馬県前橋市出身の新進気鋭アーティスト・藤原泰佑さんをゲストにお迎えして、お話をお聞きします。

 

最新情報が掲載されている、藤原さんのHPも是非チェックしてくださいね!

 

藤原泰佑HP: http://taisuke-fujiwara.main.jp

 

 

Power of Art、来週もお楽しみに!!