今月は、“群馬でアートオークションを!”をテーマに、その可能性について、
リスナーの方々と一緒に考えていきたいと思います。
ご意見は、お問い合わせフォームまでお寄せください。
お待ちしています!
群馬の魅力が詰まった、アートオークションを!
沢辺:群馬で、オークションですか!?
柴山:はい、そうなんです。
沢辺:では、オークションを実施するには、どういう要素が必要になるんでしょうか?
柴山:主に3つの要素があります。
まず1つは作品(出品物)ですね。2つはお客さん。そして3つ目は、場所なんですね。
沢辺:場所、ですか?
柴山:はい、そうなんです。
まずは具体的に今の3つについて説明したいと思います。
作品は、できれば地域性のある、群馬にちなんだものがよいと思います。例えば群馬に関係したアーティストであったり、または作品そのものが群馬をテーマにしているとか。さすが群馬!と言われるような作品が集まるといいのではないかと思います。
沢辺:どんなものがありますかね?
柴山:これは例えば伝統工芸とかですね。群馬が誇るシルク、ですとか。
または、現代の群馬出身のアーティストの作品とか。もちろん、先月Power of Artに出演してくださった藤原さんが描く作品も該当しますよね。例えば藤原さんが描く、現代の洛中洛外図 in 前橋、のようなですね。
一例ですが、そういうものがあるんではないかと思います。
沢辺:なるほど。
柴山:2つ目の要素として挙げたお客さんについてですが、
やはり、地元の地域の方々が、地元にまつわる、または地元で出来た作品を買いたいと思われる方々に来ていただくことがとても重要だと思っています。
沢辺:3つ目の場所についてはいかがですか?
柴山:場所についてですが、実はこれはとても重要です。
僕は、世界遺産「富岡製糸場」というのがありますが、例えばこのような場所でオークションがやれたらと、勝手に、独断と偏見で思っております。(笑)
沢辺:それはでも、実現したらすごいですよね。(笑)
柴山:そうですよね。
実は僕は、東京以外では、2つの都市でやっているオークションがあるんですが、それは金沢と京都でやっています。
沢辺:どちらも歴史のある地域ですよね。
柴山:はい、そうなんです。
そこでですね、群馬では、どんなオークションがよいか、と考えるにあたって、ぜひ、リスナーの皆さんのご意見をお聞きできればと思っています。
沢辺:なるほど。群馬らしさが現れるオークションということですね。
柴山:はい、そうです。
これは、個別の作品(オークションに出品したい作品)でも結構ですし、オークションのテーマやカテゴリー(例えばシルクに因んだオークション、またはお酒に因んだオークションなど)、どんなことでも構いません。
伝統工芸でも、現代美術でも、なんでも結構です。どういうようなカテゴリーの作品が、群馬でやるオークションでは喜ばれるか、ということで、ぜひご意見をお伺いしたいと思います。
沢辺:是非、お問い合わせフォームから、皆さんのご意見をお寄せください!
沢辺:さて、来週はどのようなお話になりますか?
柴山:来週は、実際に京都で行なったオークションの事例についてです。
皆さんが群馬でのオークションを考えるご参考になればと思いまして、そのことをお話させていただきたいと思っています。
沢辺:Power of Art、来週もお楽しみに!!