今月は、“群馬でアートオークションを!”をテーマに、その可能性について、
リスナーの方々と一緒に考えていきたいと思います。
ご意見は、お問い合わせフォームまでお寄せください。
お待ちしています!
世界遺産でアートオークション!?
柴山:今日は、僕自身が、東京以外でやっている
京都でのオークションの事例についてお話ししたいと思います。
沢辺:京都ですか。
具体的には、どこでされたんでしょうか?
柴山:実は、二条城で実施しました。
沢辺:二条城ですか?世界遺産ですね!
柴山:前回お話しました通り、オークションには3つの重要な要素があります。
作品とお客様、そしてもう一つ重要な要素は、場所なんですね。
オークションに地域性を出す場合、この場所という要素が、やはり出展される作品やオークションの目的・理念とマッチしていないと、なかなか成功させるのは難しいのではないかと思います。
沢辺:では、二条城ではどのようなテーマでなさったんでしょうか?
柴山:京都が誇る9校の現役美大生の作品を展示しオークションを行いました。
今年の3月に行いましたが、この時期、京都には桜祭りというものがありまして、桜をテーマに、現役美大生に様々な作品を描いていただきました。
若い芸大生、また卒業したてでも、なかなか展示自体で生計が立てられないアーティスト。こうした方々は当然、作品を売らなければなりません。
オークションを通じて作品を売ることによって、将来のコレクターとの出会いの場を提供するという意味があります。
沢辺:アーティストもそこから収益も得られるということですね。
柴山:はい、そういうことです。
一方でですね、この二条城での実例を経て、群馬でオークションをやった場合、
群馬でどういったところでやったら面白いだろうかな?と僕は考えています。
もちろん作品の理念やカテゴリーも重要なのですが、場所ということも重要です。
沢辺:確かにそうかもしれないですね。
柴山さんとしては、こんなところでやってみたい、ということはありますか?
柴山:はい。
群馬が誇る世界遺産・富岡製糸場で、是非オークションを実現させてみたい、と勝手に思っています。
沢辺:それが実現したら話題になりそうですね!
柴山:はい。ですので、ぜひ、実現させたいなと思っています。
リスナーの皆様からの意見も絶賛募集中です!!
群馬でオークションをやるときは、どのような作品や、テーマ性のある作品が適しているのか、
などご意見をぜひ、聞かせていただけたらと思っております。
沢辺:メッセージは、Power of Art公式アーカイブホームページ
お問い合わせフォームから、今月の17日(日)までに、ご連絡ください。
沢辺:さて、来週はどのようなお話になりますか?
柴山:来週は、もし群馬の世界遺産でオークションを行った場合の、
今後の展開について、二条城の実例も含めてお話したいと思っています。
沢辺:Power of Art、来週もお楽しみに!!